東芝未来科学館に行ってきた話

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東芝未来科学館とは?

詳しくは公式のWebページで案内がありますので、そちらを。
現在は科学館公式サイトも閉鎖され、東芝の歴史と沿革のページに移行するようです。
東芝未来科学館とは|東芝未来科学館 (toshiba-mirai-kagakukan.jp)
JR川崎駅から歩いてスグの好立地にある東芝本社事務所(浜松町と合わせて2カ所らしい)の一角に設けられた科学館。ちびっ子でも楽しみながら学べるような工夫が凝らされた科学館です。

と、夏休みに行ったら楽しい場所間違いなし!(自由研究にもなるし)な科学館なのですが、このたび2024年6月末をもって一般公開を終了するとの情報を受け、いつか行こう、いつか行こうと言って保留していたところ、慌てて行ってきました。
といいつつこの記事を更新しているのが2025年2月7日。なんやかんやあって遅れました。超久々のブログ更新です。

どんな感じだったの~?

入館料は無料ということで、なんと親切な!と驚きました。有料化しても、というかむしろすべきなくらいの展示・実演がなされていました。(有料化したら一般向けの公開も十分続けられそうな気が…)基本的に動体保存っぽいのも驚き。
写真撮影OKで、来場者の多くは撮影しながら回っていました。私もバシバシ撮りまくってました。(映像資料など一部は撮影禁止だったので、気をつけながらですが)

みどころは?

東芝の歴史と現在使われている技術・製品の紹介、これからの時代に求められている技術と具体的な提案が展示されていました。その中から、この記事では主に歴史的な製品を紹介します。

日本初の電気洗濯機

東芝といえばコレって感じだと思います。誰にとっても身近な存在の家電ですが、日本で初めて製品化したのは東芝でした。現代の洗濯機に比べればずいぶんと手頃なサイズ感だなって感じです。蓋がなくてもこぼれなかったのでしょうか。

日本初の電気冷蔵庫

一見すると金庫のようですが、冷蔵庫です。上に載っているのが冷媒を流すところと思われます。こんなに丸出しでいいんでしょうか。誤って触れたらやけどしそう。そこまで温度高くならないかな。

日本初の電気掃除機

見た目からも分かる金属感。重たそうだし何よりヘッドが金属まんま。床がボロになりそうです。どんなところで使われる想定で設計したのか、実際どこで使われてたのか、気になることが多いです。ゴミを溜める部分は布製なので繰り返し使用できる感じに見えました。

日本初の蛍光灯

今や欠かせなくなった照明器具の1つですが、東芝が1番最初に製品化していたとは。製品には水銀が使用されることから、2027年に製造中止することが決まったことが記憶に新しいかと思います。近年はLEDへの移行が進み、長寿命化・低消費電力化が実現されてきています。

白黒テレビ

最近はあまり見ない人が増えつつあるテレビですが、放送開始に合わせて発売されたものだそうです。画面サイズが手のひら大と、とても小さいと思いました。初期の頃は7型、12型、14型、17型がラインナップされていたようです。現代の感覚からすれば、いずれも1人用サイズですが当時は家族揃って見ていたんだろうと思います。当時の新聞のテレビ欄も展示されていました。

日本初の電子レンジ

デカい。とにかくデカい。葱ラッテと背丈が同じくらいでした。国鉄の食堂車や東海道新幹線のビュッフェにも採用されていたらしいです。

日本初のマイクロプログラミング方式コンピュータ

こちらもデカい。私の目線くらいの高さはあります。おまけに配線もすごい。おびただしい量のケーブルが見えました。これ、動作時はものすごく熱くなるんだろうなと思ったり。だからスカスカに作ってあるのかな。
マイクロプログラミング方式ということはCISC方式(x86系とかもこれ)でしょうか。重要科学技術史資料(国立科学博物館による)であり、情報処理技術遺産(情報処理学会による)に認定されています。
TOSBAC-3400の原型らしいです。TOSBACは東芝のコンピュータブランド名で、メインフレームなどの業務用コンピュータとして活躍したそうです。

東芝初の電子式卓上計算機(電卓)

今では余り使わなくなりつつある電卓ですが、登場した当時はこのサイズ感かと圧倒されました。本当に卓上だなと。今売られている電卓は「卓上」っていうより「携帯」って感じですからね。
私が当時使う側だったらそろばんでいいやって思える大きさでした。重くて(公称値18kg)持ち運べないし、使うとき電源が必要って不便そのものでは?と思います。
今では電池式で電池交換もほとんど必要なくなりましたから、不便さはそこまで感じませんが。また、本製品の回路は全てトランジスタだそうで、部品は数千点とのこと。今やトランジスタは集積化だの2nmだのと宣っている時代ですから、技術の進歩を感じます。

世界初の日本語ワードプロセッサ

日本語ワードプロセッサ(ワープロ)です。今でいう一太郎(Justsystem)とか、Word(Microsoft)とかですね。日本語は諸外国の言語と異なる文字を使っていることから、コンピュータの世界では幾たびも悩む場面があったと聞きます。文字コードなんかは今でも影響があったりします。
机全体で一つの装置となっているので、収まりは良いですが大きいことは確かです。キーボードで文字を入力し紙に出力することができたそうです。運が良ければ実際に動作しているところを演示しているとか。訪れた日はやっていませんでした。
キーボードは見た目若干小さい感じがしました。比較のためにキーボード上に手をかざしてみました(触ってはいけないのでかざすだけ。触ってみたい気持ちは押し殺す)。でもよくよくみたらそんなに小さくないかも。キー配列が今のパソコンと違うからそう見えただけかもしれません。

最後に

一般公開は終了されましたが、企業や学校などの団体であれば見学できるようです。もし機会があれば私ももう一度行きたいですね

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