自宅に10G光を入れた話

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まだ書き途中です。

背景

定期的に携帯電話契約を見直ししているのですが、それに併せて光回線を1Gから10Gにするとオトクになるっていうおいしい話があったので乗ってみた。実用性は未知数だが、どうなのだろうか。

従来の光回線は、ソフトバンク光の1G(戸建て向け)でした。これをソフトバンク光10Gにします。が、いくつか問題点が。

問題点①電話番号が引き継げない

当初より光電話を採用しており、市外局番をもつ0AB~J番号を保有していた。過去数回にわたって光回線を乗り換えようとして、この電話番号が引き継げるか(=LNP)をどこのプロバイダに打診しても「いけますよ!」って言われる。しかし詳しく調べると「あれ?これできませんね(汗」っていわれ続けてきた番号なのだ。こいつの処遇がイチバンの問題だったが、使用頻度が低く、重視すべき項目ではないと判断。最終的に放棄することにした。とはいいつつ各所に提出してきた番号だったりするのでその変更が面倒だったりする

参考:LNPについて 光電話の番号ポータビリティ – NTT東日本(外部サイト)

問題点②貸し出してくるルーターの仕様は?

インターネット上で調べても、貸し出しされるルーターの仕様が掲載されていない。LANの構成を考える上で必須な要素なのになぜ公開されていないんだ!と若干の憤りを覚えつつ、ダメ元で担当者の方に伺ったところ、「頑張って調べます!」とのこと。そして検討の段階で降ってきた情報が、10G WAN*1ポート、10G LAN*1ポート、1G LAN*3ポートとのこと。これ以上の情報は内部にもなく、届いた現物見てくださいということらしい。設定可能な項目とかも知りたかったけど、情報無いなら仕方ないということで。(現物届いたらレビューでもしようかしら)

問題点③テレビの装置

今年になってから、地上波受信を屋根据え付けのアンテナから「光テレビ」に切り替えました。というのも、アンテナが壊れ始めていたから。なんか屋根から降ってくる棒があるなと思っていたら、まさかのテレビアンテナの一部。近年の台風やら自然災害は猛烈ですから、そういったものの影響で害をなさない(下手したら玄関出て頭に棒を食らう)ためにも撤去しました。それに代替して、光回線経由で受信するようにしました。

フレッツ系はおそらく共通していると思いますが、ONUに拡張カードを差し込んで


(以下導入後執筆)

HGW(ルーター)のレビュー

ということで早速レビュー。NTT機材のXG-100NEという型番だった。ネット検索で調べると、フレッツとそのコラボ系の10G光回線はこのHGWっぽい?ちなみに貸し出し機材はルーターではなくHGW(Home Gateway)と呼ぶらしい。実用上の差は無いように感じる。

若干プロバイダごとのカスタムが施されているらしい。SoftBank光の場合はポート転送関連の設定が専用ページに移されていた。主な設定項目一覧は次の画像の通り。

高度な設定では

  • LANポートを100Mbps半/全二重または自動設定
  • IPv6(IPoE)Ping応答のON/OFF
  • PPPoEブリッジのON/OFF
  • 節電機能のON/OFF(開始・終了時刻)
  • 省電力型イーサネットのON/OFF
  • ファームウェアアップデートの自動/手動
  • 無線LANマルチキャスト

が設定できる。
通常のHGW設定はブラウザからhttp://ntt.setup/またはhttp://192.168.1.1/から表示する。(もちろんHGWのLANに接続した状態で)SoftBank光独自設定ページ(下図)はhttp://ntt.setup:8888/t/またはhttp://192.168.1.1:8888/t/に接続して行う。わかりにくいが、この2ページを行ったり来たりすれば全設定を確認・書き換え出来るらしい。

  • 自身のIPアドレス
  • パケットフィルタ
  • 静的IPマスカレード(ポート転送・ポート開放)
  • SPIタイムアウト
  • UPnP

が設定できる。自宅サーバーを公開する場合は、このページで静的IPマスカレードを設定すればよいらしい。

使用を開始してみての感想だが、それなりに発熱する点は注意したいと思う。従来の1G系機器でも発熱は感じたが、同等か少し熱い気がする(温度測ってないからなんとも言えないが)。ということでお気持ち程度のアクティブエアフローを添えておくことにした。

ONU、HGWと10G対応用のスイッチングハブに風が当たるようにした。ちなみに屋根裏の一角なので夏場は…考えたくもない。見る人が見れば、結構手入れのしやすい作りになっていることが分かると思う。(逸般の誤家庭シリーズ 情報分電盤には負けるが)
ちなみに光テレビ(ひかりTVではなく、地上波放送+αを受信する方)は10G回線だと別機材となる。1GのときはONUに拡張カードを入れるスタイルだったので、置き場に悩んだ。

総括

機材をそろえることの難しさや、人間側が体感できるほどのアプリケーションが登場していない現在において、10Gフルスペックを体感することはほぼ無理に等しいように思える。使用者数が多い家庭なら、あるいは。排熱対策にも悩まされる。とくに当環境では屋根裏の一角であるが故に、温調のしようがない。秋冬なら極寒の地であるため良いが、夏が来たときにどうなるかわかったものではない。灼熱地獄まっしぐら、心配だ。
10G光を入れてみて良かったのか否かは、まだ評価するには時期尚早かと思われる。が、やはりまだ要らなかった感は結構強い。

でも導入しちまうのがオタクって生き物なんだなあ。これが

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