清川村行ってきた

※今回行った周辺の地図はコチラ(今昔マップに飛びます)

※通ったルートと、写真の場所(抜粋)を落とし込んだマイマップはこちら

 

父上は七沢の温泉へ行きました。

私は自らその場に置いて行かれることを志願し、後ほど道の駅清川にて集合することに…

久々のBROMPTONタイムですね、これは。

……

 

よし、とりあえず古そうな道を探そう。

県道64号線ですか…多少大きな道ですから切り替えもあったでしょう。

と、早速ですがこの道は怪しいですね…

うん、旧道だったと思います。特に何もなかったけど。

お、また分かれますね。ここも見に行ってみましょう。

むむ?

はいみっけー!せきひー!

道標っぽい?

ギリギリ何か彫ってあるのが見えた3面を。(たぶん東・南・西の順)

東のとこに「い(以)ゝ山」(飯山)と書いてあるのはわかりますが、他は読めません。

近くの地名を見てもそれっぽいのはなくて…私漢字のくずし字は読めないの…。

ギリ「いゝ山」の隣、「くりはら(久利者良)」とこじつければ読めるような気がしますが、まぁ違うでしょうね(特に「ら」が違う)。ただ栗原という地名が近くに見えただけなので…。

あ、ちなみに石碑のある交差点を曲がると、順礼峠に向かうようです知らんけど。

うむ。

 

うむうむ。

 

いいね、いかにも旧道って感じの風景。

 

おや、そこにあるのは…

 

庚申塔じゃないっすかぁ!

そのうちの一つには元文五年の文字が彫ってありました。1740年だそうです。

で、この庚申塔の正面を通るように、交差点を左に曲がります。その方がより古い道っぽいです。

ここで旧道らしき道(軽トラが走ってる方向の道)は現道を横切りました。

私も旧道に沿って軽トラについていくことにしましょう。

 

途中に蔵王大権現?の碑がありました。よく知らんけど。

 

いよいよ旧道が別の意味で旧道じみてまいりました…!

こういうときはとりあえず登りましょう。大体登りが正解です多分。

 

電気柵とか熊注意とか出てきました。穏やかじゃないですね…。

 

山道を登ってたら宿泊施設が出てきました。

何か見覚えがあります。なんでかな…

………

……

 

あ。小学校の宿泊実習ここだったな。

 

ここにきてあの施設にお目にかかるとは…10年ぶりとかかな?

と、ここでも登っていきましょう。駐車場って書いてありますがとりあえず行きます。

え、なんかゴルフ場に抜けたんだが。

まずい、こういうときは…

 

あー、死んだな、道筋。

 

こっちはだめだけど…

 

こっちは一応行けそう。行ってみよう。

 

うーん、違う。違うなぁ…。

 

いつの間にか通り抜けてしまった。

 

地図を見ると、やはりゴルフ場で本来の道から外れたみたいだ。

 

私がゴルフ場の存在を許すことは、

未来永劫ないことだろう。

旧道をつぶしやがって。まぢ許さん。許さない。芝掘り返してでも路面を探したい。

 

 

しゃーなし、この道も一応昔からあったっぽいし、これで現道へ戻ろう。

ほら、庚申塔やお地蔵さんもいらっしゃいますよ!

 

 

さて、突然ですが、ここで地名チェックをしていこうと思います。電柱大ちゅき。

上の札を見ると「金翅」、「金羽」の文字があります。どちらも似た字ですね。

読みは「こんじ」。文字的に、金羽の部首を省略したものでしょう。こういうことするから後々地名の読みや由来がわからなくなるんですよ…。部首とかの省略、ダメ、ゼッタイ。

ちなみに「翅」の訓読みは文字の通り「はね・つばさ」、音読みが「シ」です。部首は羽になるようです。まぁ「翅」の意味が羽なので、そうなりますよね。ただ、「支」が余計についたことで、主に昆虫の羽であるという意と、シの読みを得たようです(にわか知識しかない上に理系の私が言うことなので、表現が間違っているかもしれませんが…)。

漢字って、見ただけで読み方や意味が分かるのでいいですよね。一方で読みの候補を絞れないのは良くないですが…。最初は「キンシ」あたりだと思ってたんですけどねぇ、地理院地図に読み仮名が載ってて良かったです…。

漢字の地名しか見当たらず、読み方がわからないときはどうやって調べればいいんですかね…。

 

とりあえず、画数は多くても、

漢字の省略はやめてほしいな♡

 

 

ハイ、ということで現道に合流いたしました。

 

少し元来た方向に戻れば、ゴルフ場に消された旧道の分岐があるはずですが…

 

こちら側の入り口、跡形なかったです。あり得るとしてこの坂の上だったのかなとは思いますが、ちょっと行ってみたら私有地っぽかったのでやめときました。

 

そんでテキトーに走ってたら、県道60号との丁字路までやってきました。

 

宮ケ瀬湖方面にチャリを進めていきます。その沿道にある電柱には「郵便局支(線)」、「煤ケ谷(すすがや)」の文字。煤ケ谷って面白いですね。谷に不完全燃焼の煙が充満してそう。

 

はい旧道ハケーン

多少の位置エネルギーを失いそうですが、とりあえず参りましょう。

 

あらいい景色。やっぱ川と山がある風景が好き。谷の地形が好き。いいなぁ清川村。ここ、神奈川県なんだよなぁ。

 

電柱チェックしたら、こっちは「郵便局『幹』(線)」だった。現道にあったのは「郵便局支」、旧道の方に格の高い線が残っててちょっと嬉しい。やっぱこっちが元の道、元幹線、旧道なんだろうね。一つの証人のような役割を果たしてくれているよ!(たまたまかもだけど)

 

いや、ほっそ!!

やっぱもともと幹線だったとか信じられんな…違ったかもしれん…(一応昔の地図だとこっちに道が通ってます)。

 

 

ということで道の駅清川につきました。

驚くことに、お風呂上がりの父上が運転する車と同時到着でございました。

いいカンジで暇がつぶせましたねぇ…。

こちらで昼食として清川村だか愛川町の豚を使用した豚丼をいただきました。おいしかったです。普段は豚丼より生姜焼きを選ぶのですが、そんな私がおいしかったと思えるものでした。

そんなところで今回のレポート(?)は終わりましょうかね。

以上、清川村で道探索をしたお話でした~。

“清川村行ってきた” への1件のコメント

  1. まぐれぶのアバター

    ぱっと見で神奈川県だとわからなかったわ。圧倒的未知の領域。愛川とかあの辺りは確かに小学校の林間学校的ななにかで行ったね。めちゃくちゃ山の中だったと私にも覚えがある。詳しくは何も覚えていないけれど、火の精霊がキャンプファイヤーの着火してくれたっけ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA